皆さんこんにちは
さなろーまです
2024/3/9(土)にRTC2024(REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2024)が開催されました。
この記事は、筆者であるさなろーま?が選手として決勝ステージの舞台に立った記念と、各選手との交流の記録を残すために書いたものです。
さなろーま?目線のRTC2024をお届けしたいと思います。
およそ時系列に沿った流れです。
RTCとは?ざっくり解説
せんせー、RTCとは何でしょうか
リアルフォース
タイピング
チャンピオンシップの略だよ
REALFORCEは高級キーボードのシリーズ名です。
東プレ株式会社が販売しています。
RTC(REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP)はタイピング速度を競う大会であり、主催は東プレ株式会社です。
RTC2023からは日本テレビ放送網株式会社(日テレ)が共同開催企業に加わりました。
RTCの予選突破は狭き門
唐突だけど、私のRTCに対する気持ちを…
RTC2023は日テレ(地上波)のニュースでも扱われましたし、深夜枠のテレビ放送(eGG)もありました。YouTubeやTwitchでのオンライン配信もあります。
つまり顔バレを避けられない大会です。
私は二十代半ば以降、タイパーのオフライン交流会には参加しなくなりました。
実生活の影響からタイピングを離れてしまっていたのもありますが、こう見えて私シャイなので。
「どんな人なんだろう(わくわく)」だったり「どんな奴なんだろう(にやにや)」と思っている人も多かったのではないでしょうか。
タイピング界隈、特に歌謡タイピング劇場関係の方々。
私のプレイ動画を見てタイピングを本格的に始めた、という話もちらほら耳にします。
そんな人たちの前に姿を見せることに抵抗を感じていました。
人それぞれに理想やイメージがあると思うので、あまりそういうのを壊したくないし、幻滅させたり幻滅されたりするのも嫌だなという気持ちが強く。
根底にはそういった思いを抱えていました。
これは知名度が上がってからずっとです。
ただ、RTCに関して言えば予選を通ることがそもそも無いと本気で思っていたので、さほど深く考えていたわけでもありません。
RTC2023では約1万3500名のうち、予選通過できる人数は16名でした。
今大会のRTC2024も同じような倍率が予想され、狭き門であることは明白でしたので。
かな入力に限れば4人ですし。
要するに抽選でもらえる参加賞狙い&お祭りムードに便乗&普段やらないe-typingの自己ベスト狙いという3つの目的で予選に参加したのでした。
RTC2024の予選第一週目
e-typing(腕試し)は短文を15回打ち切り、その速度と正確性でスコアを競います。
初速、瞬発力(速度)、正確性が大きなウェイトを占めるタイプの練習サイトです。
上位になるほど初速の比率も大きくなってきます。
RTC2023と同様、RTC2024第一週目の予選のテーマは「バレンタイン」となりました。
第一週目の予選 かな入力部門からは上位2名が決勝ステージ進出権を獲得できます。
蓋を開けてみるとmuller選手、はやとぅ選手、三山羊(みやぎ)選手が他の追随を許さない状況。
三者の圧倒的ハイスコアを下から見上げる予選となりました。
1位から100pt以上離されていますが、私の580ptは自己ベストです。
ていうかローマ字でも680ptなんて出したことないです。
RTC2024の予選第二週目
第一週目ではmuller選手、はやとぅ選手が決勝ステージの出場権を獲得しました。
第二週目のテーマは「数のある言葉」です。
私は第一週目と同様、参加賞狙いで登録。
しかし残り期間が半分となり、週末を過ぎ。
私としては完全に想定外の事態です。
このままでは予選通過の可能性が出てきてしまう。
第一週目の予選を取りこぼした三山羊選手は第二週目で1位、納得の結果です。
しかし前回のRTC2023ファイナリストであるあの選手や、テル選手が登録してこない。
(前回テル選手はローマ字で権利を獲得しましたが、かな入力も私より速い)
当然登録してくるものと思っていたので、心の準備が何も出来ていませんでした。
登録さえすれば私の上を行くであろうプレイヤーは他にもいます。
しかし誰も登録してこない。一体何をしているんだ。
そして迎えた月曜日。
ついに私の記録は名も知らぬプレイヤーに抜かれたのです。
正直ほっとしました。
これで悩まなくて済む、と思ったからです。
しかしタイパーとしてそれで良いのか?
本気で取り組まずに抜かれ、出場権を逃し、本当にそれで後悔しないのか?
本気で取り組んで予選を通れないのは仕方がない。
しかし本気で挑まずにいたら、不完全燃焼で心がくすぶるのではないか。
予選は火曜日になる瞬間の真夜中まで。
出場権は辞退できるし、予選終了後にも考える時間はある。
私はひとまず、出場の決断を先延ばしにして、残った時間は本気で取り組むことに決めました。
頑張って逃したならよし、頑張らずに逃すのは無し。
打ち始めてから割とすぐ抜き返すことに成功しました。
しかし僅差のため、いつまた抜かれてもおかしくない状況。
rLakti氏は実はもう600くらい出していて、あとは登録ボタンを押すだけなんじゃないか。
そんな状況も頭をよぎりましたが、登録されてない以上こちらのやることは変わらず。
そんなヒリヒリとした焦りの中、0:00までは更新を狙って打ち続け、ついにタイムアップ。
結局、順位が変わることはありませんでした。決勝ステージの出場権を獲得した瞬間でした。
これはRTC2024閉幕後の打ち上げで分かったことですが、rLakti氏も再び抜き返そうと頑張っていたそうです。(別名で登録していた知り合いでした)
頑張ったけど抜けなかったと。
それが本当かどうか確認する術はありませんが、本人がそうだと言っていたので信じたいと思います。
私が予選を通ったのは運だけじゃなかったんだなぁ。
RTC2024の決勝ステージ進出の権利と苦悩
前述の通り、決勝ステージの出場については積極的ではありませんでした。
しかし予選を通過してみると、思うところもあり。
予選がe-typingである以上、今後も予選を自力で突破するのはかなり厳しいと思います。
今回のように都合よく機会が巡ってくるとも思えない。
いざ出たいと思ったときに、出場できない可能性のほうがずっと高い。
かな入力の4枠というのが絶妙な設定で、ちょうど境界にいるのが私です。
何にせよ、自分の実力だとこの機会を逃すと次がいつ巡ってくるのか、そもそも巡ってくるのかどうかも分からない。
負けるのは別に怖くないのですが、顔バレは…(切実)
結局、悩みに悩んだ末、出場することに決めました。
四十路を目前に控えたおじさんに誰もそこまで期待しちゃいないという、ポジティブ(?)な方向に考えを改めました。
自意識過剰だと自戒。
RTC2024決勝当日の朝
自分を除くファイナリスト15名の方々とは誰一人お会いしたことがなく、日テレにも当然行ったことがありません。
観客と選手では受付時間が違うので、招待客と事前に落ち合うこともできず。
不安に苛まれながらぼっちで会場に向かう気でしたが、駄目元で事前に合流できる選手をTwitterで募集しました。
有難いことに、魔が差す選手が名乗りを上げてくれました。
酩酊酔拳の使い手です。
もう新橋に到着するとのことだったので、こちらも急いで身支度を整えて出発。
魔が差す選手が待つカラオケへ到着し、受付を済ませ、601号室に向かいます。
緊張の一瞬です。
扉をノックし、オープン!
魔が差す選手、すでに飲んでいました。
夜勤明けなのに…
RTC2023で拝見した通りの青年でした。
挨拶を交わし、少しお話して、少し歌いました。
実は先日、私の住んでいるマンションの徒歩10分圏内まで来ていたことなども発覚し、偶然SUGEEEと花が咲きました。
会計時の店員さん「ルーム代は数百円で、ほとんどがおシ酉ですね」という言葉、今思い返しても面白い。
2.5時間滞在した魔が差すさんのおシ酉だけで4,000円以上掛かってます。
飲む人ってこんなに維持費かかるんですか。
ガソリンのほうが安い…
日テレタワーに行く前に昼食を摂る必要があったので、同じビルにあったラーメン屋、一蘭へ。
カラオケでは魔が差す選手が快くご馳走して下さったので、一蘭をお礼に。
一蘭は立川と桜木町の店舗しか行ったことなかったけど、どこで食べても安定した味で落ち着きますね。
普段なら替え玉するところですが、眠くなっても困るので控えました。
後になって気付いたのですが、実はこのとき一蘭のスープがシャツに跳ねてシミを作っていました。恥ずかしい。
…という感じで、魔が差す選手と日テレタワーに向かったのでした。
道中、魔が差す選手の命の水(?)を探しにコンビニを巡りましたが、お目当ての商品は見つからずでした。残念!
RTC2024ファイナリストの顔ぶれ
しばらくタイピング界隈から離れている間に、時代の主役はすっかり交代していました。
ファイナリストの誰一人としてお会いしたことがない、この状況。
気分は完全アウェー。
出戻り、というより新参者として、RTC2024ファイナリストの皆さんとぜひ親睦を深めたい。
幸いほとんどがRTC2023ファイナリストでもあるので、皆さんのご尊顔はしっかりと記憶している次第。
仲良くしていただくために、事前にあるプランを立てました。
シェイクハンド大作戦です。(浅はか)
人見知りで、どんな状況でも人に話しかけるなんて無理無理の無理だった私。
しかし、時間って怖いですね。
社会の荒波に揉まれ、気付けばおじさんになり、揉まれたはずなのに腹は出て、自分が人見知りだということも老化で忘れ。
そのため難なく作戦を遂行することができました。
(あの状況で握手を求められたら断るのは難しいというのはさておき)皆さん快く返してくれました。ありがとうございます。
ここで私から見た皆さんの印象をつらつらと綴っていこうと思います。
(読みの五十音昇順でご紹介)
あるぱー選手
あるぱー選手とはバトタイプというサイトで幾度か対戦したことがあります。
現役の中ではかなりのベテランです。
類を見ない独自運指で、常人には理解できない加速をします。
当時対戦でボコボコにされた記憶があります。
実際のあるぱー選手はとても柔和で親しみやすく、アルパカ愛が全身から溢れ、溢れ出た愛と魂が融合し、その結果生まれたのが彼の本体(アルパカぬいぐるみ)です。
柔和で親しみやすい方はおそらく彼の旧ボディだと思います。
会場で一緒に写真を撮っていただきました。
小学生並みの感想で恐縮ですが、すごく嬉しかったです。
とても良い記念になりました。印刷して飾ろうかな。
是非またお会いして写真撮りたいです。
くわな選手
恥ずかしながら、くわな選手の存在は前年度のRTC2023で知りました。
(私が隠居していたせいです)
初速、速度、安定感どれも非常に高いレベルで兼ね備えており、さらに本番でも実力を発揮できる精神力も持ち合わせています。
RTC2024大会前に、何度かお手合わせしていただきました。
最近の機械はまるで人間のような動きをしますが、くわな選手も中身はたぶん機械でできています。
実際のくわな選手は配信のときと変わらず、落ち着いた雰囲気で話される素敵な方でした。
若干高めのキーで発せられるお言葉が印象的で、耳を幸せにしてくれます。
受付前のロビーで握手を求めたら動揺させていました。
変な場所でごめんなさい、とにかく早くご挨拶したい一心でした!
goe選手
初速(レイテンシ)の悪魔。
規格外の初速と高い安定性を持つ選手です。
たまに左手に悪魔を宿すタイプの人をお見掛けしますが、彼は両手に宿していると思います。
本番会場で使用された昇降デスクと全く同じものをご自宅で使っているようです。
あまり個人的にお話しすることは出来ませんでしたが、ガジェット好きなのは伝わってきました。
本番でも集中力を発揮できるタイプらしく、非常に高いパフォーマンスを見せてくださいました。
初速、初速からトップスピードに至るまでの早さ、集中力。
これが悪魔と契約したものの強さ…。(※ 本人の努力の結果です)
seina選手
前年のRTC2023に引き続き、今大会RTC2024でも最年少の選手です。
親指を多用する新時代のタイパー。
Twitterでは学業、習い事、イラスト、タイピングなど多忙である様子がうかがえます。
予選第一週目でe-typing 854ptを叩き出した未成熟の化け物です。まだ伸びる。
来年は受験生なので活動を控えることが予想されますが、受験後はぜひまた戻ってきて欲しい逸材。
実際のseina選手は、色々と振り切ったおじさんと違って初々しさがありました。
多分私はご両親と同じくらいの年齢だと思うので、気を遣わせてしまったかも。
こんなおじさんと話してくれてありがとうこざいます。
先日の毎パソ和文B 高校生部門で1位に輝いた彼女ですが、自分としてはとても貴重なお話を聞くことができました。
緊張に弱い私が、seina選手の精神状態を伺ったときの内容です。
Q:緊張します?
RTC2024決勝ステージ | 緊張する |
毎パソ決勝(オフライン)大会 | 緊張する |
毎パソ予選(オンライン)大会 | 緊張しない |
私の場合は人前かどうかに関係なく緊張するのですが、どうも彼女はソロだとリラックスしてタイピングできるもよう。
このあたりのお話をもっと掘り下げて、色々聞けば良かったと後悔しています。
もしかしたら緊張の対策に何か手段が見つかったかもしれない。
せめて毎パソのオンライン大会くらいは緊張しないで挑戦したいです。
またお会いできたら是非お話を聞かせてください。
余談ですが、RTC2024の不得意ワードをまとめたワードファイルの調整がうまくいかない、という出来事がありました。
私がファイルを直して差し上げたのですが、そのお礼にクッキーをいただきました。
グルテンフリーだし、特定原材料7品目にも配慮されています。
もしかして私がisseiさんの打ち上げ企画ツイにえびアレルギー申告したのを見たから?
それともシンプルにアレルギーに対する配慮でしょうか?
どちらにしても、心遣いがとても嬉しい。
こういうところで育ちの良さを感じてしまいますね。
自分ならたぶん、口頭でお礼を言って終わりです笑
後日、妻とおいしくいただきました。好評でした。
ありがとうございます。
セレナーデ☆ゆうき選手
RTC全大会決勝進出の皆勤賞、セレナーデ☆ゆうき選手。
タイパーというより配信者の印象が強いですが、皆勤賞は伊達ではありません。
1回戦で当たるmuller選手談、正誤が高いから全く油断できないとのことでした。
人当たりの良い笑顔と丁寧な物腰が印象的で、丁寧なインターネット生活の二つ名をしっかり体現されていました。(オフラインだからインターネットじゃないけど)
私が本戦会場にいる間に、控え室で話題にのぼったことを後で教えてくれるなど、気遣いのできる紳士です。
配信者の方々は、皆さん緊張とは無縁なのかと思っていました。
しかし訊ねてみるとそんなことはなく、平静を装っているだけとのこと。
きっと緊張をうまく乗りこなしているのでしょうね。
そうでなければ本番であの安定感は出せません。
ましてやご自身の出番のとき、twitchにコメントを残したり出来ません。
緊張していても、こういった精神的ゆとりをどこかに持っておくのが強さの秘訣でしょうか。
手が大きいのも印象的でした。指が長い。
たのん選手
ランダム文字列の覇王。
私の脳を100g 200円のアメリカ産牛肉の切落としとするなら、たのん選手はたぶん100g 1,000円の和牛です。
数少ないRTC決勝ステージ初出場の仲間です。(たのん選手、てぃーがー選手、私)
配信では丁寧で理知的な印象でしたが、実際のたのんさんは笑顔の可愛らしい方でした。
私も本番のステージで”全力で楽しみたいと思います”的なことを言える精神が欲しかった。
キラキラしていて、くすんだ私の心にはちょっと眩しい。
控え室の練習ではかな入力10ワード平均で700kpm近い数字を叩き出すなど、きっちり仕上げてきていました。
たのん選手は1回戦でくわな選手との対戦です。
どちらも甲乙つけがたい、良い声対決です。
ぜひ打ちながら音読して、私の耳を幸せにして欲しい。
RTC2024閉幕後の打ち上げの仕切り、ありがとうございました&お疲れさまでした!
てぃーがー選手
今大会が初出場となるてぃーがー選手。
他の出場者のどなたに聞いてもご存知なかったので、有名な方が別名参加してるのでは、と話題になりました。
お話してみたら全然そんなことはなく、活動場所がタイピングチューブだったり寿司打だったりと、お名前が残らない系サイトというだけのことでした。
(活動名義もてぃーがーだそうです)
私は各選手とオンライン上での付き合いがありましたが、てぃーがー選手は誰とも接点がなく心細かったもよう。
私が話しかけたことで、少し緊張が解れたように見えました。
これが1回戦で抜群の安定感を発揮する一助になったのでしょうか。
そうだとしたら魔が差す選手、ごめんなさい。
お近づきのしるしに塩を贈ってしまったかもしれません。
翌日からご旅行されるという話でしたが、無事旅立てたのでしょうか。
またお会いできることを楽しみにしています。
はやとぅ選手
今回でRTC4大会連続の本戦出場となるはやとぅ選手。
私の1回戦の対戦相手でもあります。
歌謡タイピング劇場に生息するタイパーですが、私とは活動時期が違うので実は接点を持ったことがなく。
Twitterでも相互フォローですが、あまり情報発信を積極的にするタイプではないもよう。
しかし直近のツイートが「ダイエット行進曲ソロフル」「Django♪Django♪ソロフル」と、ちょっと何言ってるのかわからない。
(いずれもソロクリアで称賛される難曲)
控え室で仕上がり具合を聞いてみたところ「まぁ、それなりに」とのことでした。
まぁ、それなりに…
Q:ダイエット行進曲をソロフルする人の「それなりに」を聞いたときの私の心境を二文字で答えなさい。
A:絶望
対戦相手ということもあってじっくり話せませんでしたが、独特な運指の話とか、次の機会に是非聞きたいところです。
魔が差す選手
夜勤明け酩酊酔拳の遣い手、魔が差す選手です。
歌謡タイピング劇場の出身。
当日の朝、突然の募集にもかかわらずカラオケ合流&一緒に会場へ向かってくれました。
コブクロの黒田氏に寄せた歌声、ばっちりでした。
無類のシ酉女子き!
前年度の大会ではTシャツと写真のサングラスが話題になりましたね。
今大会ではサングラスの色がマイナーチェンジしていることを篠原アナに突っ込まれていました。
そして下戸の私を、快く二次会に誘ってくれました。
飲めなくて申し訳ない。でも嬉しかったです、ありがとう。
調子も万全じゃない中、大変お疲れさまでした&ありがとうございました。
またお会いしましょう!
三山羊選手
今大会の優勝者となった、三山羊選手。
タイパートップレベルの練習量を誇り、優勝時のコメントも彼の人となりを表していたように思います。
実際の三山羊選手は鋭い眼光が印象的でしたが、腰の低い、というか、会場のインタビューそのままのお人柄です。
しかし控え室での練習や本番前のデバイスチェック(本番機での機器接続テスト)の様子を見た限り、かなり強いこだわりを持っておられるようでした。
机の端(椅子側)に手首をあわせ、手を置いて中指の先端が当たる位置にキーボードを配置するのがお好みのようです。
(良い意味で)周りの目を気にせず、自分の世界に没頭するタイプのように見受けられました。
集中力と言い換えてもいいですね。とにかく、私にはないものを持っています。
ある意味ではセルフィッシュのようにも映りますが、競技者としてそれが強みとして働いているのは結果が示しています。
RTC2024が閉幕した後、同じかな入力者が優勝してくれて嬉しいと伝えたら、破顔一笑、三山羊選手も嬉しそうでした。
これは伝わらないと思うのですが、マイノリティ(かな入力)を突き詰めた者同士にだけ分かるシンパシーみたいなものを、その瞬間、確かに感じました。
普段はオンラインでもあまり接点が無いし、もしかしたら一方通行かも知れないけれど、とにかく私も嬉しかった。
打ち上げには不参加ということで、固く握手をして別れたのを今でもはっきりと覚えています。
そのあと、なぜか打ち上げ会場でお会いしました。おい!
こんなにレベルの高いかな入力者は数えるほどしか居ないし、かな入力者だけの対戦会やりたいですね。
予定はないし、実現するか分からないけど、その日が楽しみです。
muller選手
RTC全大会決勝進出の皆勤賞、muller選手。
出場した全選手の中で最も私と接点の多い、馴染みのある選手です。
知り合ったのは歌謡タイピング劇場ですが、一体もう何年前のことやらという状態で思い出すこともままなりません。多分15年くらい前からの知り合いです。
あっという間に歌謡タイピング劇場で頭角を現し、タイプウェル国語Kでは最強、バトタイプでも無類の強さになってしまいました。
英語も速く、完全に私の上位互換です。
私が隠居してしまったこともあり、オフラインでお会いする機会は一度もありませんでした。
オンラインでは割と強気な(私には自分を追い込んでいるように見える)印象ですが、実際に話してみるとクールな中に優しさを感じました。
多分彼は私のこと好きになっちゃったんだと思いますね。
ないか。
実ははやとぅ選手との試合前、muller選手がアドバイスをくれました。
はやとぅ選手は正確性が崩れやすいから、こっちが正確性をキープすれば勝機があるとのこと。
速さではどうしても分が悪いと思っていたので、自他ともに方針が一致したことで迷いは消えました。
アドバイスありがとう!
しかし本番で正確性をキープできるような心臓を私が持ち合わせていなかったという…
来年も会場には行くつもりだから、そこでまた会いましょう。
miri選手
RTC全大会決勝進出の皆勤賞、言わずと知れたmiri選手。
おそらく今後も超えられることのないであろう、RTC4連覇という偉大な記録の持ち主。
歌謡タイピング劇場の出身。(という認識だけど合ってますよね…?)
私が隠居している間にとんでもないことになっていた選手の代表格。
復帰してからメディアやら何やらで見かけていたし、名前だけは歌謡タイピング劇場でたぶん知っていた、と思う。
それくらい接点が無く、私からするともうタイパーというより芸能人枠に近い印象。
miri選手は、控え室でもなかなか話しかけるタイミングが無いような状況でした。
(個別インタビュー?とか練習とか)
たまたま練習の合間にぼーっとしている(笑)のを見かけたので、えいやと話しかけてみました。
こちらが名乗ると「さなさん!」と声の調子を上げて椅子から立ち上がり、差し出した手を両手で握り返してくれました。
しかしそのムーブは完全に相手を落とすやつです。
社会の荒波に揉まれたおじさんで良かった。ギリ耐えられた。
その後すぐに「あのmiri選手が自分なんかにこんなリアクションを…」という戸惑いと嬉しさがこみ上げてきました。
彼女に歌謡の一時代を築いた人と言ってもらえたことは、お世辞でも価値があります。
この思い出は、自分のタイピング史と胸に刻まれました。
ずっと忘れません。
RTC2024閉幕後の控え室でも、三山羊選手に対し「本当におめでとぉおぉおぉ~」とお祝いの言葉をボディランゲージとともに伝えている姿がとても印象的でした。
いい子すぎるよ。
riafi選手
2017年のRTCで本戦出場しており、今大会RTC2024で二度目の出場となるriafi選手。
riafi選手も歌謡タイピング劇場の出身。(という認識だけど合ってますよね…?その2)
miri選手含む仲の良いグループのおひとりという認識です。
どこでこの認識になったのか不明で根拠がないので、見当違いかもしれません。
しかし事前抽選会で、miri選手は「(riafi選手と)当たりたくなかった」と仰っていました。
身内との対戦は避けたいという含みを感じたので(感じただけ)、たぶん合ってます。
名前をお見掛けしてから少なくとも十年くらいは経っているはずなのに、第一印象がとてもお若かったのでびっくりしました。
目がくりっと可愛らしい印象のriafi選手ですが、選手にお知り合いがあまりいらっしゃらないご様子。
安心してください、私もぼっちです。仲良くしましょう。
ローマ字もかな入力も練習してきたとのことでした。
miri選手相手にかな入力を選択するかと思いきや、まさかのローマ字を選択。
しかも善戦してしまうという、勇猛果敢な一面も見られました。
朝活を開始したことでタイピングに復帰できたというお話もありましたが、朝3時は早すぎるし、それはもはや夜です。
今まで通り4時以降にしておきましょう!
今後のタイピング界隈でのご活躍を期待しています。
来年もお会いできると良いですね!
really選手
私が隠居している間にとんでもないことになっていた選手その2。
really選手とは私が復帰してすぐのころ、WeatherTypingのロビーで遭遇して対戦したことがあります。(あれreally選手ですよね…?)
当時は他タイパーに関する認識が十年前で止まっていたので、1000kpmを対戦でバンバン出してくるローマ字という、まったく予期していなかった現実に面食らって敗北しました。
毎パソでも1位2位という着順で敗北しています。
あれ、これ私really選手のこと夜道でフフフンしていいやつ?(しません)
実際のreally選手は、見た目に反して(?)とてもシャイな方のように見受けられました。
仕事がお忙しいらしく、あまり練習できなかったことを悔やんでいる様子も見られました。
サングラスに隠された彼の目は、実は結構優しい目をしています。
Y-i選手
私と同じく復帰勢のY-i(わーい)選手。
復帰してからは積極的にタイピングに取り組み、実力の向上が目覚ましい方です。
2024/03/20(水)つい先ほど、Y-i選手がe-typing(春の言葉)でmiri選手の歴代記録を抜きました!
とんでもない記録の誕生です。
おめでとうございます!
スコア | 925 |
レベル | Joker |
入力時間 | 21秒45 |
入力文字数 | 334 |
ミス入力数 | 1 |
WPM | 933.96 |
正確率 | 99.7% |
Latency | 0.382 |
RKPM | 1217.94 |
さて、ビッグニュースすぎて話が逸れてしまいました。
戻します!
Y-i選手のRTC2023出場以降、Twitter上でしばしば構ってもらっています。
歌がうまいです。
ミックスボイスの習得に関して一歩先を行っていらっしゃるので、ぜひ今度アドバイスをもらいたい。
私もOfficial髭男dism歌えるようになりたいです。
実際のY-i選手はとてもまっすぐで誠実な印象を受けました。
言葉の端々から、実直で愛妻家で優しいお人柄であることが滲み出てきており、というかだだ漏れです。
ご本人曰く非常に汗っかきで、音ゲーをするときは半そで短パンでも替えのシャツが欲しいそう。
多分それは汗じゃなくて、優しいお人柄が漏れ出たわーい汁だと思います。
今度すらおさん、Y-i選手、私の3人でカラオケに行くので今から楽しみです。
せっかくだから一緒に何か歌いたいなぁ。
RTC2024選手控え室での練習
ブースの奥に備え付けのパソコンが8台設置されており、手前には丸テーブルと椅子がいくつか並んでいました。
ウェブに繋がれば国語Kをダウンロードして日課をやろうと思っていましたが、残念ながらネットワークは未接続でした。
練習を始める人もいれば見学する人もいて、なかなか新鮮でした。
ここまで日本トップレベルのタイパーだけが集うオフ会は経験がなかったので、見ているだけでもかなり刺激的です。
しかし私も前半組なので、練習しないわけにはいきません。
キーボードを接続し、いざ練習。
あれ、何だかとても調子がいい…?
というより、抑えているのに家で打つときより速度が出る。
まさかとは思うけど、もしかしてスペックの差…?
隣でseina選手が好記録をマークし、スマホで撮影していたころ。
実は私も隣でハイスコアを出してました。
この記録はそれまでの自己ベスト+100kpm近く出ていて、爆発更新でした。
しかし実際にはそんな速く打ったつもりもなく(綺麗に、丁寧には打てました)、自分でも目ん玉飛び出そうになりました。
すかさずツイッターに上げておきつつ、seina選手と雑談。
しばらくしてY-i選手が「さなさん、あれはエグすぎます!笑」という感じで声をかけてくれました。
よくぞ気付いてくれました!
リザルトでびびらせる作戦です。(嘘です)
さて、この時点で選手の皆さんとは握手を交わしていたのですが、皆さんかなり手が冷たかったんですよね。
自分より温かい人がひとりもいませんでした。脂身コートの違いかな。
みんなもう少し太ったほうがいいと思います。
手の温かさもあって、控え室の私は最高のコンディションでした。
この時が私のピークです。
日テレのメイクルームでお化粧タイム
事前抽選会でも紹介があったのですが、さすがはテレビ局というか、芸能人じゃなくても化粧をするんだなぁと感心しておりました。
それなりに長く生きてきて、今まで一度も化粧なんてしたことがないので少し期待していました。
あるぱー選手とペアで呼ばれ、いざメイクルームへ。
到着するとスタイリストさんが待機しており、あるぱー選手と背中合わせで斜向かいに着席。
鏡越しに丸見えなので、これは何だか気恥ずかしい。
ただ残念ながらお化粧ではなく、ヘアスタイルを整えてくれるだけでした。
「ちょっと整える感じで良いですか」というやり取りに同意すると、なぜかピタッピタに頭に張り付くような真ん中分けにされました。
どこのおぼっちゃまだ、という感じにされ、さすがにこれで人前には出たくない。
せっかく整えてくれて申し訳ないのですが、リメイクを要求しました。
もう少しふんわりさせて欲しい旨を伝えると、嫌な顔ひとつせずに対応してくださいました。
おもむろにヘアアイロンを取り出し、表層にある髪の毛を少しずつ束ねてシュッシュッと慣れた手つきでカールさせていきます。
ヘアアイロンの威力すご!
生まれて初めてヘアアイロン当てられました。
ある程度表層の髪をカールさせた後、スプレーで固定。
要望を叶えてくれる技術も手際も、さすがプロです。
この日はたくさんの感動を胸に刻みましたが、ヘアアイロンの感動はTOP5に入りますね。
人生で一度もやったことのないゆるふわヘア。(表層だけ)
客観的にはそんなに変化していないのでしょうが、本人的にはもはや別人です。
気分はメルト。今日の私はかわいいのよ!
スタイリストさん、本当にありがとうございました。
RTC2024の舞台で震えるチワワ
刻々と時間が過ぎてゆく中、デバイスチェックのため集合がかかりました。
本番での流れの説明や、使用するデスクや椅子、PCの説明を受けました。
実際に触って調整して、本番で困らないようにしてくださいとのこと。
まぁしかし、そんなことより。
ステージ高くないですか?(物理)
いざ舞台に立つと観客席がよく見える。見渡せる。
こんな目立つところで打たなければいけないのか、と肝を冷やしました。
まったくもって人前に立つのに向いていない性格です。
ところで皆さん、震えるチワワを生で見たことはありますか?
あの子ら震えると、世界一弱そうに見えるんですよ。
ステージ上の私が多分それです。(メンタル)
RTC2024決勝ステージ本番
miri選手、くわな選手、てぃーがー選手が初戦を突破し、いよいよ私の出番です。
ステージ裏で待機しているところに声がかかりました。
はやとぅ選手はとてもおとなしい人なので、緊張しているのか、していないのか全然わかりません。
そんな口をきいていいのか?私はダイエット行進曲をソロフルした男だぞ?
といった圧をかけてこないだけ有難いのですが、全然読めません。
まるで集中できていない頭のまま階段を踏みしめ、ステージに上がり、中央まで歩を進めます。
目線の先には解説の隅野さん、実況の篠原アナ、大勢の関係者、観戦者。
私、すごい、見られてる―!?
これだけ人に見られるのは人生で二度目です。
一度目は中学の生徒会長をやっていた頃の、合唱コンクールでの舞台挨拶。
あの時は丸暗記した挨拶が頭から吹き飛び、いやな汗をかきました。(数秒で思い出して事なきを得た)
今から25年も前の話ですね。もはや前世。
篠原アナ、隅野さんと簡単なやり取りを交わし、はやとぅ選手も同様の流れを終えて選手席に移動。
ジャケットを脱ぎ、椅子に座り、デスクの高さを確認し、プレイヤーネームを変更し、いざ練習。
何やら解説の隅野さんが私のことをいじってくれています。
おかげで少しリラックスできました。
さて…
(歌謡でぶいぶい言わせていたときは本当にご迷惑をおかけいたしました!)
(若さゆえの過ち、トイレに流してくださると幸いでございます!)
いろいろ調整している間に時間を使い切ったみたいで、正直練習らしい練習は全然できませんでした。
スタッフさんすごく急かしてくるし。(自分のせい)
あっという間に本番開始。
控え室で温かかった指も、緊張でひえっひえです。
正確性、正確性、正確性、正確性―!
ということで、ざっと結果を追っていきます。
出題数 | ワード | ポイント | さなろーま?目線の感想 |
---|---|---|---|
1 | コスパ最高な秩父夜祭り | はやとぅ | 文末加速はやすぎて無理 |
2 | 頭良すぎる犬山城 | はやとぅ | 緊張で「ぬ」打ち損じ |
3 | 一泊二日で図書館 | はやとぅ | 緊張でシフトタイミングミス |
そしてここでトラブル発生です。
見たことのないウィンドウが起動してWT画面を覆っています。
何かのショートカットキーを押したようですが、今まで見たことがないウィンドウ。
キーボードで対処できるか分からなかったので、仕方なくマウスクリックでぽちぽちして消しました。
その間に打ち進めるはやとぅ選手。
出題数 | ワード | ポイント | さなろーま?目線の感想 |
---|---|---|---|
4 | 気軽に楽しめるファンタジー | はやとぅ | トラブルで1文字も打てず |
この時点で4-0と絶望的な状況。
これだからダイエット行進曲をソロフルした男は困る。
しかし窮鼠猫を咬む、もとい、震えるチワワははやとぅ選手を咬む(甘噛み)。
ここからじわじわ追いかけてゆきます。
出題数 | ワード | ポイント | さなろーま?目線の感想 |
---|---|---|---|
5 | 天才がおすすめする 乗鞍スカイライン | さなろーま? | ようやく1ポイント |
6 | 大御所が出ている 醤油ラーメン | はやとぅ | |
7 | 母が夢中な厳美渓 | さなろーま? | 2ポイント目 |
8 | インスタ映えを求めて家計簿 | 両者 | 3ポイント目 |
9 | ポップな駐車場 | さなろーま? | 4ポイント目 |
10 | ポカポカ陽気の真相報道 バンキシャ! | さなろーま? | 5ポイント目 |
11 | キユーピー3分クッキングと DRAMATIC BASEBALL | さなろーま? | 6ポイント目 ポイントタイ! |
12 | 毎日観るのはつみたてNISA | はやとぅ | NISAはやすぎぃ |
13 | インスタ映えを求めて豚汁 | はやとぅ | 正確性95%狙い&ミス (94%) |
14 | コスパ最高な崖の上のポニョ | はやとぅ | 正確性95%狙い&ミス (94%) |
15 | 巨匠たちが愛したコンサート | はやとぅ | 正確性95%届かず敗着 |
あれ、これもしかして最後の3ワードをちゃんと打てれば95%で勝てたのでは…?
もっとも、はやとぅ選手はそれを見越したうえで最後加速したと思うので、硬直しなかったはやとぅ選手のメンタル勝ちですね。
第二ラウンドは何もできなかったので割愛。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの中黒が滅びますように。
第三ラウンドは再び94%まで上げておきながら95%に上げきる前にミスをして敗北。
あれ、これ割と勝てる可能性あったのでは…?(デジャヴ)
しかし現実は敗北しているので、夢見てないで現実を見ようと思います。
運指が違うだけあって、加速部分が違うのが面白いですね。
かな入力者は人口が少ない&標準運指に近い人が多いのであまり見ないタイプです。
プライベートでも対戦したいなぁ、はやとぅ選手。
ナチュラルなはやとぅ選手も体感してみたいところです。
以下3ラウンド分の対戦結果。
数字だけ見ると正確性を狙いつつ(コケ続け)、600overも出せているので思ったよりは悪くないですね。
むしろ震えるチワワ、良い感じに甘噛みできたと思います。
ただ、正確性全振りで挑んだので、ワードを取る気はほとんど無かったんですよね。
もっといろんな作戦で挑んでみたい。
Round 1 | はやとぅ選手 | さなろーま? |
---|---|---|
Accuracy(%) | 89.4 | 93.5 |
Words | 10 | 6 |
Speed(kpm) | 675.3 | 622.9 |
Round 2 | はやとぅ選手 | さなろーま? |
---|---|---|
Accuracy(%) | 90.6 | 89.4 |
Words | 10 | 2 |
Speed(kpm) | 628.2 | 504.7 |
Round 3 | はやとぅ選手 | さなろーま? |
---|---|---|
Accuracy(%) | 90.0 | 93.4 |
Words | 10 | 5 |
Speed(kpm) | 644.1 | 636.6 |
俺を置いて、先に行け!
タイトルは対戦後のインタビューにて私が発した言葉。
会場やオンラインで見ている方々に、少しでも楽しんでもらえたなら本望です。
まぁ篠原アナとしては、私自身の意気込みを語って欲しかったのだと思いますが。
私としては、今後予選を突破するのは厳しそうだという気持ちがあったので。(客観的事実)
同時に私は今大会の最年長出場者。seina選手のような次世代の才能が花開くのを楽しみにしているという気持ちもあるんですよね。
だから篠原アナへの回答としては相応しくないかも知れませんが、自分自身の意気込みではなく、はやとぅ選手や次回以降に出場するであろう未来の選手に向けての言葉が口を衝いて出たのだと思います。
それが誰であるかは分かりませんが、きっと素晴らしい試合を見せてくれるはずです。
まぁこんなこと書いておいてなんですが、出られるなら当然また出ます。
それこそ先に進みたければ俺を倒してから行けの精神です。
でも期待しています。(できれば古参じゃない方々に)
RTC2024招待したメンバーからの激励
出場者としての仕事を終えて、あとは気楽な観戦者として大会を楽しむだけとなり。
休憩時間に、私が招待した3人が挨拶に来てくれました。
ありわら君、ゆりさん、るかさん。(五十音昇順)
全員初対面だけど、大会の雰囲気を楽しんでいるようで何よりでした。
自分の試合は終わってしまったけれど、ちゃんと(?)応援してくれていたようで嬉しい限りです。
挨拶と握手を交わしたところで、激励のプレゼントをゆりさんから頂戴しました。
わんこ、にゃんこが家にいるので、それになぞらえて(?)スタンプ(足跡)型のコースター。
コースターは手作りだそうです。凄いクオリティ。色合いも可愛くて気に入っています。
冊子の中は3人からの寄せ書きになっていました。
プレゼントがあることは想像していなかったのでとても驚きましたが、嬉しかったです。
自分が思ってる以上に応援してくれていたことが分かり、感謝の気持ちで胸が温まりました。
なお、メッセージの中身は私だけの特権なので内緒。
名札はRTC2024閉幕後の打ち上げの際に自分で書いたものです。
自己主張したかっただけです。
三人とも、来てくれてありがとう。
大会も全力で楽しんでもらえたようだし、招待した甲斐がありました。
余談ですが、別のタイミングでタイピング同盟ぁ~んの代表であるmayoさんも話しかけてくれました。
これまた十数年ぶりの再会です。
嬉しい懐かしい。
mayoさんの仲介で、その後何人かにお会いしました。
RTC2017, 2018, 2019と3大会連続ファイナリストとなった珠さんもそのひとり。
珠さん、女性じゃなくてごめんなさい。(きっと美女を期待してたんだろうなぁ)
私はただのおじさんです。
Healer.O氏、ぷんだ氏、ヨッシー氏、ほかにもたくさんのタイピング関係者が話しかけてくれましたが、本筋と離れすぎてしまうので割愛。悪しからず。
RTC2024決勝ステージを終えて
大会中には色々なドラマがあり、大いに盛り上がりました。
タイピングという一見すると地味な競技が、eスポーツとして昇華されつつあるのを感じさせる大会となりました。
5回目の大会にして、かな入力者が初優勝を飾ったことも大きな意味があると思います。
三山羊選手の優勝によって、かな入力の人口が増えることを期待します。
かなは良いですよ、指が遅くてもそれなりに打てます。(アピール)
また、紹介しきれませんでしたが、本当にたくさんの方が話しかけてくれました。
自分が存じ上げない方から一方的に認知されている、というのがとても不思議な感覚でした。
これからも若い世代の手本になるように、とは言えませんが、せめてまともな大人に見えるように活動していきたいと思います。
最後に…
選手の皆さん
観客の皆さん
運営に携わった皆さん
そして私の髪の毛をふんわりさせてくれたスタイリストさん
最高の大会にしてくださり、本当にありがとうございました。