こんにちは、さなろーま?です。
今回はREALFORCE(リアルフォース)R3のキースペーサー交換について、写真付きで紹介していきます。
REALFORCE(リアルフォース)R2も交換方法は同じだと思いますので、R2ユーザーの方も参考にしてみてください。
この記事を読めば、キースペーサーの取付も怖くない!
この記事では、次のようなことを紹介しています。
- キースペーサー取付に必要なモノ
- キースペーサーの特徴
- 作業時間の目安
- キースペーサー交換の手順
キースペーサー取付に必要なモノ
まず、キースペーサーはREALFORCE(リアルフォース)R2には標準で付属しており、REALFORCE(リアルフォース)R3は別売りです。
注:REALFORCE(リアルフォース)R2はAPC機能搭載モデルのみ
交換に必要なものは次の通りです。
- キースペーサー(2mmまたは3mm)
- キートッププラー(キープラー)※キーを引抜く道具/キースペーサー付属品
- 指紋を気にする場合はゴム手袋
- 呼気を気にする場合はマスク
キースペーサー2mm | キースペーサー3mm |
---|
キースペーサーの特徴
写真と合わせて、キースペーサーの特徴について説明します。
キースペーサーの特徴はこんな感じ。
キースペーサーの厚さ
キースペーサーの厚さには 2mm / 3mm の2種類があります。
1mmの違いで打鍵感がかなり変わります。
私の所感を記しておきますので、選ぶときの参考にしてみてください。
厚さ | 押し込み深さについての所感 |
---|---|
2mm | 一般的な厚みのあるキーボードや、APC機能なしのREALFORCEシリーズに近い。 打ち込んだ際、底部到達までの時間がほんの少し短く感じる。 体感でわかる程度にはキー打ち込みが浅くなる。 キーは指で殴るタイプだ!という人はこちらがオススメ。 |
3mm | ノートPCで使用される薄型キーボード(パンタグラフetc)の感触にかなり近い。 一般的な厚みのあるキーボードや、その他REALFORCEシリーズとは一線を画す打鍵感になる。 底部到達までの時間が圧倒的に短く感じる。 キータッチの弱い人、浅い人はこちらがオススメ。 |
並べて見ると、結構厚さの違いがハッキリしています。
左が2mm、右が3mmです。
キースペーサーとAPC
キースペーサーとAPC、どちらが欠けてもREALFORCE(リアルフォース)R3の真価は引き出せない!
キースペーサー&APCの重要性とその関係については、以下の記事で紹介しています。
APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)の項目を参照してください。
キースペーサーの質感
片面はツルツルのコーティングが施してあり、もう片面はウレタンのような肌触りです。
重くはないものの、自重でしっかり安定します。
写真では硬いプラスチックのように見えますが、とても柔らかいです。
写真下のほうがツルツル面、上のほうがウレタン風の肌触りです。
私は2mmのものを約5か月使いましたが、キーを押し付けた痕跡が見られませんでした。
使用前準備としてキーを強めに押し付けるのですが、その痕跡も残っていませんでした。
形状記憶に優れているようです。
一方、汚れを落としづらい素材のため拭いてもあまり綺麗になりませんでした。
強く拭くと破れそうな予感がしたので、ウェットティッシュでそっと拭く程度にしました。
キースペーサー交換にかかる作業時間
私の場合は、掃除も含めて一時間近くかかりました。
人によって差が出ると思います。
工程と目安時間を表にまとめました。
新品の場合は掃除しなくても問題ないと思います。
No. | 工程 | 目安時間 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | キーを引き抜く | 10分~30分 | キー数&慣れで時間が変わります |
2 | 掃除 | 15分~30分 | 私はここが一番時間かかりました |
3 | キースペーサー装着 | 1分 | 置くだけです |
4 | キーを取り付ける | 10分~30分 | 配置が分からないと超時間かかります |
キースペーサー交換の全工程
作業時間の項目でまとめた工程について、写真とともに説明していきます。
キーの配置が分からない人は、作業前に写真を撮っておくことを強くおすすめします。
キースペーサーの交換 (1)キーを引き抜く
慣れないうちは少し時間がかかるかも知れません。
REALFORCE(リアルフォース)は高級品ですし、傷つけたくないですよね。
しかしキーを引き抜くには、コツより度胸が大事です。
キーに対して斜めにキートッププラーを引っ掛けて、垂直に引き抜きます。
このとき少し力が必要です。力を入れないと引き抜けません。
引き抜くときの負荷は織り込み済みのはずです。信じましょう。
コツより度胸が大事です。
キーの引き抜きにおける注意点
引き抜く際に、ひとつだけ注意点があります。
それはスペースキーのバネです。
REALFORCE(リアルフォース)R2、R3はスペースキーが第一世代よりも長くなっています。
そこでキーの押し込みが不安定にならないよう、バネが仕込まれています。
このバネはただ置いてあるだけなので、引き抜いたときにすっ飛んでいく可能性があります。
紛失すると致命的なので、スペースキーの引き抜きは注意が必要です。
キースペーサーの交換 (2)掃除
以前、中性洗剤を使ってキーをすべて水洗いしたことがあります。
きれいになって大変よろしいのですが、水気を切るのに五時間くらいかかりました。
キーの裏側がやばいんですよ、綿棒も届かない細かさなので…。
なので今回はウェットティッシュでささっと全キー拭き上げました。
十分きれいになります。
テンキーレスモデルなのでキーは比較的少ないですが、それでも全部拭くのにそれなりの時間がかかります。
小さいものをずっと握ることになるので、若干手が痛くなるかもしれません。
キースペーサーの交換 (3)キースペーサー装着(交換)
これは本当に置くだけですね。
ツルツルコーティングされた面を下向きに、ふわふわしたウレタン風の面を上向きに置きます。
エンターキーだけ縦に長いので、向きの目安になります。
キースペーサーの交換 (4)キーを取り付ける
写真を見てわかるように、キーを取り付ける際はキースペーサーにめり込ませてください。
強く押すよう注意されていますので、守ってください。
正直効果のほどはよくわかりませんが、とりあえず押しておきます。
めり込ませる強さで押し込むと、かなり早い段階で指が痛くなります。
痛みに負けルナ
唐突に現れたろーまちゃんのギリギリの応援、やる気出ますね。
厚手のタオルなどをクッションにすれば、痛みが若干マイルドになるかもしれません。
キースペーサーの交換完了
以上でキースペーサーの交換作業が完了しました。
お疲れさまでした!